唐松岳登山２

１０月８日。

朝日を見ようと日の出前から人が動き出す。
山荘から１５分ほど登れば唐松岳頂上です。
自分も頂上へ。半数くらいは山荘の裏手の展望台側を登ってました。
ヘッドライトのない自分、スマホのライトを活用しつつ、他のお客さんについていく。
空は赤みを帯びていき、目が慣れてくれば薄暗い道もなんとか見えました。



山頂は当然寒かったけれど、ご来光を迎えれば寒さもどこへやら。
太陽と雲海。周りの山々も少しずつ照らされ、その雄大さに感動。
昨日は見えなかった景色がどんどん目に飛び込んできます。
太陽の光は体をポカポカと温めてくれて、太陽のありがたみを感じました。

険しい不帰キレットも赤く染まれば柔らかな表情に。


五竜岳の右に槍。


しっかりと太陽がのぼりました。


一日の始まりを山頂で過ごすのは格別です。


山荘裏の峰を下りていく登山客もよく見えます。


霞の中を光が抜けて、なんとも幻想的でした。


たっぷり朝日を浴びて大満足。山荘に戻りましょう。

山荘から見る唐松岳山頂。

多くの登山客が朝食を食べているころに一足早く下山開始。
ほとんど人のいない道をスタスタと下っていきます。



来た道を振り返る。




昨日は真白な風景だったけれど、こんなに絶景だったなんて！
青空と紅葉、足元は霜がたくさんです。
今年は台風の直撃もなく紅葉の当たり年なんだとか。
山の上のカラフルな色彩には目を奪われるばかりでした。


ふさふさの綿毛になったチングルマ。

歩いてると寒さを感じません。


扇雪渓はだいぶ小さく。


鮮やかな紅♪

上りではスルーした丸山ケルンで一休み。

絶景を眼下に朝食タイムを楽しみます。

色づいてきた葉。昨日、ここに虹がかかりました。


白馬三山方向を眺めながらまた一休み。

ゆっくりと動いていく雲の流れがまた心地よい。。

八方池の上をヘリが飛ぶ。荷物を運んでる感じじゃなかったので周遊かな？




ちらほら登ってくるお客さんとすれ違いながら、八方池まで来れば人の数も増えていく。

さてさてリフトに乗って帰りましょう～。これが一番寒かったかも。

無事に下山。
バイクを走らせて家路に、、の前に、白馬の温泉も楽しみます♪
駅からちょっと離れた、白馬塩の道温泉、倉下の湯。
倉下の湯
古びた佇まいで、露天と洗い場のみのつくり。
湯船からはさっきまで登っていた山を眺めることができるし、泉質も素晴らしい。
気持ちよすぎて帰りたくなーい。
オススメな温泉でした。

温泉を出たら白馬の蕎麦を食す。そば神さんにて。
とてもコシのある美味しいお蕎麦でした。
戸隠まで出たほうがいいかなぁと悩んだけど、なかなか美味しいお蕎麦。
そろそろ新蕎麦の季節だし、そば祭りの時にも来てみたいなぁ。


目も腹も肥えて大満足の白馬山旅。
念願だった北アルプスにも足を踏み入れることができました♪
白馬は登りたい山がたくさんなので、また来年遊びに来るぞ！





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唐松岳２６９６ｍ

下り
唐松岳山頂～山荘・・１５分。
頂上山荘～八方池山荘・・２時間。
リフト・ゴンドラ・・３０分。